2014年5月3日

TDKの産業用コンパクトフラッシュ

TDKの産業用コンパクトフラッシュの4GB。これは業務用であるため一般市販はされていないものになっています。コンパクトフラッシュは一般的なハードディスクと同じATAのインターフェースを持っており、現在でもよく組み込み向けとして各社が供給しています。
なお、現在はTDKブランドのメモリーカード類が店頭で見られますが、これはTDKブランド使用の許可を得ているイメーションが発売しているもののため、今回紹介しているメモリーカードとは関係ありません。イメーションが発売しているTDKブランド製品にはTDKロゴ下に“Life on Record”という英文が入っており、これが目印になります。
カード裏。台湾製ですが、TDKのカタログによると、国産のフラッシュメモリに加え、TDKが開発したメモリコントローラーチップ“GBDriver RA8”を内蔵しています。それを証明するようにカードの表と裏には「GBDriver」のロゴが入っています。
なお、同じくTDKのカタログによるとこのコンパクトフラッシュは国内200社以上に供給されているようです。



このコンパクトフラッシュで面白いのはハードディスクと同じような“S.M.A.R.T.”機能が内蔵されており、TDKのホームページ上で配布されているソフトを使えばコンパクトフラッシュの状態を見ることが可能なのです。
なお、このソフトを使う時はノートパソコン上のPCカードスロット+コンパクトフラッシュアダプタなど、コンパクトフラッシュがATAデバイスとして認識されている必要があります。従って、USBのカードリーダ経由などでは使用できません。


例えば右下に表示されているウインドウ(Module Life Indicater)はメモリーカードの総消去回数から割り出した予想寿命で、今回使ったメモリーカードは総消去回数が375546回で、その数値から割り出した総消去可能回数は1536000000回、15億3600万回という信じられない数値が出ています。予想寿命はグラフに現れますが、寿命がまだ程遠いのかグラフが現れていません。と、言うわけであまり使用されていないコンパクトフラッシュのためこのような数値ですが、もうちょっと使い込むと面白いかもしれませんね。
なお、このコンパクトフラッシュ内蔵のS.M.A.R.T.機能はTDK独自のもので、TDKで配布しているソフト以外のものを使って見ることは出来ません。
ちなみにハードディスクのS.M.A.R.T.情報を取得できることができる「CrystalDiskInfo」を使っても、対応機能には“S.M.A.R.T.”の記載はありますが、表示は全くされていないことがわかります。



 と、言うわけでこのTDKの産業用コンパクトフラッシュ、見かけたら入手してみると面白いのではないでしょうか。ちなみにこのシリーズにはSDカードやmicroSDカードもあり、これも専用ソフトで状態を見ることが可能みたいで、これも入手できたら面白そうですね…。

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